8月4日(金)、黄金中学校にて、名古屋市理科教育研究会夏季研修会が開催されました。
詳しくは、名理会だより109号をご覧ください。

名理会だよりを掲載しました。
7月25日に山王中学校で第1回学習会が行われました。
全員で36人が参加する活発な会になりました。今年度は会の精選の意味も込めて、大きく3部構成として、前半は7人の先生方による理科授業におけるアイデア紹介。後半は夏の発表会に向けた検討会、および論文等の個別指導の時間となりました。
領域部長の若葉中学校 加藤治先生からは挨拶とともに、月の土地権利書についてのロマンあふれるお話がありました。
大高南小学校、深川央基先生は3年生の生き物の観察において、ガチャガチャのフィギュアの精巧なモデルを用いることで、抵抗なくじっくりと観察ができる方法を提案されました。アゲハチョウの幼虫の足の生え方など観察することができました。
城山中学校、小林正嵩先生からは廃液処理の大変な金属樹の実験が手軽にできるマイクロスケールを使った手法を紹介していただきました。イオン化傾向の大きさの検証実験として有効な実験だとお話がありました。
西味鋺小学校、稲垣貴子先生はOPP(ワンシートポートフォリオ)の有用性についてのお話がありました。単元を通じてOPPシートに学習の流れを記入していくことにより、指導と評価の一体化に有効な手段として、様々な教科、単元での展開例をご紹介いただきました。
千早小、山口幸二先生からは「てこのはたらき」の授業において、児童の既習知識に揺さぶりをかける事象提示の工夫や、インターネットサイトを利用した「天気の変化」の学習の展開例をご紹介いただきました。
大手小学校、矢野貴裕先生からは、小学3年生の生き物の観察において「ヘンルーダ」という植物を使ったアゲハチョウの飼育から成虫に至るまでの観察例についてご紹介いただきました。既存のキャベツを使ったモンシロチョウの観察よりも手軽で画期的な方法でした。
その後、名古屋市理科教育研究会の夏季研修会に向けて、発表者の実践についての検討を行いました。本年度は分科会において若水中学校岩井春樹先生、なごや小学校梅里優一先生、そして全体会では味鋺小学校鬼木大先生が発表される予定です。領域をあげて応援していきます。
7月27日(水)に開催された実践研究部会での内容を紹介します。
6月21日(水)に開催された実践研究部会での内容を紹介します。
5月13日(土)、名古屋市科学館サイエンスホールにおいて、令和5年 度名古屋市理科教育研究会の総会が開催されました。
議事が原案 通りに承認され、会長に橋本 新 先生(東桜小学校)が選出されました。 また、令和7年度に実施される全小理愛知大会について、全小理実行委員 会から概要等の報告がありました。
その後、講演会が行われ、講師として 名古屋市科学館 元学芸員 野田 学 様をお迎えし、講演をしていただ きました。
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2月28日(火)に地学報告会・研修会を常磐小学校にて行いました。今回の報告会では、本年度の活動報告やご勇退される方からのお言葉をいただきました。
また、授業づくり研修会が行われました。小学校4年生「雨水のゆくえ」や6年生「土地のつくりと変化」、中学校3年生「地球と宇宙」の導入部に焦点を当てた話し合いをしました。
12月17日に山王中学校で第4回学習会が行われました。
授業実践をまとめたものを持ち寄って、内容の検討を行う予定でしたが、体調が優れない先生が多く、あまり集まりませんでした。そこで、理科だけでなく、学校現場で2学期に取り組んだことや、困っていること、心配していることなどの情報交換をしました。予定していた学習会の内容とは異なってしまいましたが、有意義な時間を過ごすことができました。
12月15日は鳴子台中学校で、化学領域主催の「授業力アップ研修会」が行われ、物理領域の会員の皆さんも参加しました。
植田小学校の坪内登夢先生から、問題解決のステップについての話があり、子ども自身で問題が見いだせるように疑問を整理することが大切であるという話がありました。そして、子どもに、問いをもたせるには、「提示した事象を比較させ、ずれを生むことが大切である」という話がありました。
また、6年「植物の成長と水の関わり」の単元では、シマフムラサキツユクサを用いて気孔の観察を行うとよいことを教えていただき、実際に観察しました。他にも、4年「もののあたたまり方」の単元では、サーモペーストを銅板に塗って実験を行うと温度変化がよくわかり、もののあたたまり方をとらえやすいということを教えていただきました。
その後、千鳥丘中学校の松原潤一先生から、協働的な学びにするには、何に気を付けたらよいかという話や、ホロスペックフィルムなどの紹介があり、参加者からは、「早速、授業でやってみたい」「とても勉強になった」などの声が聞かれました。
11月4日(金)に天文研修会を常磐小学校にて行いました。今回の研修会は「天文の魅力を多くの人に広めよう」をテーマにした新たな試みでした。それは、常磐小6年生とその保護者を対象にした天体観測会を開くことでした。
会員同士で、日程や望遠鏡の使い方を確認した後、参加者に、月や木星、土星を見てもらいました。約100人の参加者からは、「すごい、こんなにはっきり見えるとは思っていなかった」「土星の輪が見える」などの声が聞かれ、観察を楽しんでいる様子が見られました。
研修会を終えた会員からは「子どもたちの楽しそうな様子が見られて、このような研修会もいいと思いました」「望遠鏡の使い方を知ることができたのがよかったです」という声が聞かれました。
後日、参加した会員から「11月8日の皆既月食を、望遠鏡を使って職場の人と見ることができました」という声もいただきました。